物忘れを食べ物で「対策」できるか?
物忘れがひどくなるのは、年齢的な原因もありますが、食べ物で改善することは可能です。
栄養的な条件を整えた上で、日常生活で頭を使うことを習慣づけていけば、相乗効果で知力の衰えの防止につながります。
脳の燃料不足を避ける
まず、脳が栄養不足になる事態は、何としても避けたいものです。
脳のエネルギー源はブドウ糖で、穀類から摂った炭水化物が体内で分解され供給されます。
物忘れ防止には、食べ物の好みはあっても、ご飯やパンで、炭水化物を十分に摂ることが大切です。
欠かせないビタミンB群
その炭水化物が、エネルギーに変換する際には、ビタミンB1が欠かせません。
玄米や豚肉などの食べ物で、物忘れの予防・改善につなげたいところです。
他にも、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸などのビタミンB群は、脳を正常に保つ働きをする成分が多いのです。
現代にあっては、通常の食生活では、ビタミン不足になることはないはずなのですが、よく運動をするのにカップめんばかりといった食生活で、たまにビタミン欠乏症になるケースは、ままあるようなので要注意です。
定番のお魚類
頭脳に効く成分として、DHAはもはや常識と化している状況で、食べ物ではサバやイワシなどの青魚に豊富な成分です。
受験生はもちろん、物忘れ防止に大人も積極的に摂りたい食べ物です。
チョコレートで物忘れ対策?
他には、カカオを原料にした、チョコレートやココアもオススメの食べ物です。
中に含まれるテオブロミンには、リラックス効果があり、頭脳を明晰にし、物忘れにも効果を発揮してくれます。
板チョコ3分の1枚またはココア1杯が120kcalくらいなので、1日この程度なら問題はないでしょう。
ちなみに、ポリフェノールもというなら、ホワイトチョコよりも、ダークチョコの方がベターです。
サプリ選びの注意点
サプリメントで補う時には、安心できる原材料の選択、信頼できる品質管理、変質を防ぐ酸化対策などがしっかりなされた製品を選びましょう。
上記の点で選ぶと、やはり安心できるのは、食料品ブランドとして一流ともいえるサントリーです。
同社には、「オメガ3」系の脂肪酸を中心とした「DHA&EPA+セサミンEX」と、「オメガ3」と「オメガ6」をダブルで摂れる「オメガエイド」があります。
「お肉や卵が好きなのでオメガ6系は足りている」という人は「DHA&EPA+セサミンEX」を、「どちらも補いたい」という人は「オメガエイド」を試してみてはいかがでしょう。
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いずれもサプリメントですから、「頭がよくなる」といった効能表記はしていませんが、継続的な摂取によって、DHAといったオメガ3脂肪酸やアラキドン酸といったオメガ6脂肪酸を手軽に補えるという健康補助食品になります。