頭にいい食べ物

頭にいい食べ物はやっぱり青魚?

頭にいい食べ物といえば、まっさきに挙げられるのが青魚です。

それは、青魚にDHAが多く含まれるからです。

 

「食べ物を変えれば脳が変わる」(生田哲著 PHP新書)によれば、「水分を除けば、脳の四分の一はDHAなのだ」とあります。つまりDHAは脳の潤滑油とかではなく、脳そのものの材料でもあるわけです。
「食べ物を変えれば脳が変わる」では、こう解説されています。

脳と心を最適な状態にするために、今すぐ始められる食習慣とは何か。例えば青魚を食べること、コーヒーを控え目にすることだ。サンマ、サバなどからDHAを摂取すれば、頭の回転が速くなる。水分を除けば、脳の四分の一はDHAなのだ。妊娠期、授乳期の女性には特に重要である。さらにDHAは、うつの改善やアルツハイマー病予防にも効果があるのだからすごい。

著者の生田哲さんは薬学博士です。そんな方が、実際の治験による裏付けを明らかにしつつ、脳と心にいい食事、悪い食事について、わかりやすく書かれており、読むと「やっぱり青魚を食べなくちゃ」ということが分かります。

注目されるオメガ3、オメガ6とは

DHAとはドコサヘキサエン酸のことで不飽和脂肪酸のひとつ。
青魚にはDHAの他にもEPAなどの不飽和脂肪酸が含まれ、これらを「オメガ3系脂肪酸」と総称しています。
不飽和脂肪酸には他にもアラキドン酸などの「オメガ6系脂肪酸」もあり、こちらも脳の働きに関係しているとの研究が進んでいます。こちらはレバーや卵などにも含まれています。

どれくらい食べたらいいのか

「頭にいい」として注目されるオメガ系脂肪酸ですが、それでは、いったいどれくらい摂ればよいのでしょう。
DHAやEPAの例では、厚生労働省が「目標摂取量として1日1g以上が望ましい」と発表しています。それでは、この「1g以上」という量を実際のお魚で摂るとしたらどうなるか…

 

●クロマグロ(赤身)のお刺身で約9人前以上
●イワシのお刺身で約40グラム以上
●アジのお刺身で約150グラム以上

 

しかも、調理によって流れ出てしまうので、焼き魚や煮物でいただく時には、さらに量を増やす必要があることも覚えておかなければいけません。
また、上記の話はDHAといった「オメガ3」系の脂肪酸ですが、この他にもアラキドン酸といった「オメガ6」系の脂肪酸も注目されています。
ただ、「オメガ6」系の脂肪酸が多く含まれるのがレバーやお肉、卵といった食材で、これらを毎日お魚と一緒に食べるのはちょっと難しいと感じる人もいるでしょう。
メニューや調理方法もいろいろと工夫して摂りたいものですね。

 

また、「食事だけで摂るのはたいへん」という場合、サプリメントも重要な選択枝です。
ただ、オメガ系脂肪酸は変質しやすい成分なので、品質に不安を感じるような安物は避けるべきです。
原材料の選択、高度な品質管理、変質を防ぐ酸化対策などがしっかりなされた製品を選びましょう。
上記の点で選ぶと、やはり安心できるのは、食料品ブランドとして一流ともいえるサントリーです。
同社では、「オメガ3」系の脂肪酸を中心とした「DHA&EPA+セサミンEX」と、「オメガ3」と「オメガ6」をダブルで摂れる「オメガエイド」があります。
「お肉や卵が好きなのでオメガ6系は足りている」という人は「DHA&EPA+セサミンEX」を、「どちらも補いたい」という人は「オメガエイド」を試してみてはいかがでしょう。

 

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※当サイトとは違うサイトへリンクしています。

 

いずれもサプリメントですから、「頭がよくなる」といった効能表記はしていませんが、継続的な摂取によって、DHAといったオメガ3脂肪酸やアラキドン酸といったオメガ6脂肪酸を手軽に補えるという健康補助食品になります。

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